●キーの変更 アコギ・ガット・ギター弾きの悩み
昔むかし…
その日はライブ当日で私は珍しくボーカルのバック。エレガットで(Ovation USA Classic 1863)参加でした。8割以上は歌無しインストの演奏経験でしたので、新鮮な気持ちでライブハウスに向かったのを覚えています。
ボーカルの女性の方とはスタジオで3回ほどお会いしてましたし、バックのピアノトリオ(ピアノ・ベース・ドラム)は全員知り合いで割と気楽な感じでリハーサルが始まりました。
ところが、が、が、!!
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スイマせーん、今日ちょっと調子が…全曲半音下げてくださーい
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むむ…しばし無言
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はい、ハーイ OK!
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ゲホッゲホ 無理ゲーでし?
これはリハーサルが終わり休憩中、ライブ本番20分程前の話です
ピアノさんスゲーなーと思いつつも、「どーしよー」と顔面蒼白絶句状態の私は考えました。
ボサノバ系バッキングはほぼ開放弦を使わないとしても、オープンコード(開放弦を含むコード)でのアルペジオ主体のバッキングがありバリバリ開放弦を使用する予定で、全曲ソロパートもありました。これはちょっと私ごときにはキツイぞ、間違うぞ。
キーを高くするなら最悪カポタストもアリかと思いますが「半音下げ」ですから…
皆さんはどーしますか? もうライブ17分前!
しかし、顔面蒼白絶句状態から3分で立ち直り
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ハーイ、OKでし キリッ
と言いました。
ギターのチューニングを全弦半音下げにして乗り切りました。ちなみにベースさんも半音下げチューニングにしてました。
半音で助かりました。ガット・ギターで1音下げチューニングは厳しいです
世の中何があるか分かりません。「備えあれば患いなし」
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お前何も備えて無かったろーが
備えて無かったけど…乗り切りました。「全弦半音下げのような考え方を備えていた」と言えます!!!!!
ホントライブは何があるか分かりませんねー
★実際のキー変更やカポの使い方等は別の機会にさせて頂きます。
キーの変更 カポタスト編↓↓
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