挫折しない為の「最初の1曲」<1>フィンガースタイル・ソロギター
最初の1曲を何にするか?
「ギターがまったく初めて」の方から「ソロギターは初めてだ」の方までギター経験の幅が広いこの問題の答えは一概には言えないとは思いますが、1つ言える事は、
「結論」大好きな曲から始めましょう
まぁ…そりゃそうだろな
超超ちょー大好きな曲ですよー ♫
勿論人によって違うでしょう。しかし、「できれば簡単に弾けそう」とか「教則本で練習曲の1曲目」とかを選んでしまいがちではないでしょうか。
それは別に悪い事ではありませんし自由です
音楽や楽器演奏は自由だ!
しかーし、 簡単に弾けそう で選曲すると続かない!?
昔むかし 私の場合
昔むかし……
私がギターを始めたのはもう何十年も前の小学校3年生の時で、スタートだけクラシックギターの教本でした。
6弦から1弦まで開放で (左手押えない状態) i m i m (右指人差指と中指の交互) を繰り返し練習してから延々退屈な練習 (ドレミの位置とか) が続き、やっと最初の課題曲のページにたどりつきました。
その曲は日本の古典的名曲でメロディーのみの5線譜でした。(当時のクラシックギターの教本はTAB譜とか付いて無いのが多かったような…)
良い曲なのでしょうが、私の好みではありません。その辺から頑張る気持ちが低下してゆくわけですね…
ギターを始めてさわってから5~6年経って中学生から高校生の頃だったと思います。もうほとんどクラシックギターの練習はしていなくピックでコードを弾いて弾き語り等してました。
その頃にフィンガースタイルの名曲と出会う事になります
以下敬称略です
★「OPUS-1310」 中川イサト
★「アンジー」 ポール・サイモンのバージョン
★「Windy and Warm」★「Deep River Blues」ドク・ワトソンのバージョン
etc…
当時、情報源のほとんどはラジオとギター雑誌でしたので、その辺りで知ったのだと思います。レコード屋さんに走りました。
とにかく物凄い衝撃を受けたんですね。所謂「鳥肌が立つ」感じでした。
弾けるようになりたくてしょうがない訳です
確か最初の1曲はこの中の1曲で、練習は4曲同時期だったと思います。はっきりとした記憶は無いです
ギターの練習量や集中力が100倍になるんですね
100倍ですか?
例えだろ
当時の私にはまだクラシックの良さを理解できていなかったのでしょう。上の4曲を聴いて初めてギター演奏に衝撃を受けたのですね。
(今はクラシックギターの演奏に衝撃を受ける事が多いです)
「カッケー」「すんげー」「たまらんぜー」
まとめると
クラシックギターも指弾きなのである意味フィンガースタイルですから、少しだけフィンガースタイルの基本があったとは思いますが、とてつもなく難しく道は険しいと思いました。が、そんな事よりもこの曲を弾けるようになりたい気持ちが大幅に勝ったのですね
こんな気持ちにさえなれば大抵は1曲弾けるようになるでしょうし1曲弾けるようになった時はもう2曲目が弾けるある程度の技術が身に付いているはずです。
この「1曲弾ける」状態からの進歩はその前と各段に違います
今はユーチューブ等ですぐにいろんな曲が見聞きできると思います。
先ずは鳥肌が立つような1曲を見つける事が1番の近道かもしれませんね。
なるほどー、そっか
どーだろなー?
☆挫折回避に⇩⇩
各楽曲についてのあれこれ
「OPUS-1310」 中川 イサト
★アマゾンでイサトさん本人の演奏が試聴できますね
こっちは楽譜集。「OPUS-1310」「六番町Rag」は今でも暗譜してますね。たまに無意識で弾いてしまってる曲です。
楽譜がボロボロになって2回買った記憶があります
「アンジー」ポール・サイモンのバージョン
「アンジー」 アマゾンで試聴できますね
アンジーの出だしから試聴できます↓↓アルバム「サウンドオブサイレンス」
こちらは1曲、試聴短め途中から↓↓
「アンジー」や「スカボロー・フェア」
サイモン&ガーファンクルソロギター名曲集
「Windy and Warm」ドク・ワトソン
最初に聞いた 「Windy and Warm」 は、チェット・アトキンスでもトミー・エマニュエルでもなくドク・ワトソンのバージョンで、ベースとのデュオでした。文字どうりレコード盤が擦り切れる程聞きました
この方ピックも正確無比!(ブラック・マウンテン・ラグが有名ですが)
3曲目のSweet Georgia Brown (Instrumental)もとてもいいんです
続き見てねー↓
挫折しない為の「最初の1曲」<2>フィンガースタイル・ソロギター
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