[解説-2]「パレード」山下達郎 ☆ソロギターtab

ソロギター・アレンジ方法/演奏解説日本の名曲,演奏解説

解説-1からご覧ください


・YouTube楽譜動画「パレード」の演奏・アレンジ解説の続き [解説-2] です
・シンプルにアレンジしましたので運指は「比較的初心者の方~中級者」向けになりますが、「リズム」と「ミュート」に関しては難しいです。
・運指に関してはあくまで私個人の方法であり考え方で「これが正解ではありません」。また、この曲に限らず「前後の流れによる運指の考え方」の参考にしていただければ幸いです
・特に指定の無い場合、赤い数字は主に左指番号。F 前の数字ははフレット数。指番号等の確認は下のリンクをご覧ください。尚、楽譜はユーチューブでのみ公開です


YouTube楽譜動画


演奏・アレンジ解説_2

・解説-1では1~25小節まで進めました。今回は26小節 Cパートからです

Cパート 26~41小節

32~33小節 

・32小節のおわり、食って入る(シンコペーション) Fコードの部分。親指を使用するかしないかで2種の運指。どちらにしろここのポイントはリズムです。うまくリズム感を出せる運指を選択しましょう

左親指を使う場合

私は左親指 T を使用しますのでこちらの運指になります 図-7

パレード図-7
図-7
左親指を使わない場合
パレード図-8
図-8

34~35小節

・34小節の Dm7 は、図‐7、8、どちらの運指からでもそのまま弾けます。

・35小節1拍め食って入った B♭maj7 のベース音「5弦1F」。本当は2分音符位にしたいベース「5弦1F」を通常の演奏ができるように4分音符にしてセーハで演奏できるようにしました。が、2分音符位伸ばしたい場合は 図‐9

・図‐9 1Fセーハを5弦から始めて35小節の2拍めは1弦側のみ浮かせて1弦開放を弾く

パレード図-9
図-9


41小節と間奏42~49小節

・ここから部分転調になりますが、ソロでの弾き良さを考えて間奏部のみ転調しBパートは繰り返しにしてあります

・間奏の転調は止めようか迷いましたが、雰囲気が出るので転調してみましたが、原曲とは違いますのでご了承ください。
・41小節4拍 ラ シ♭の2音で転調。原曲は山下達郎氏の管楽器のような歌声で美しく転調します。

・ハイポジションが多いだけで運指は特に問題ないと思います。練習しかありません。

44小節

ここのシンコペーション部分は43小節最後の部分で先に6Fをセーハしておきましょう 図‐10

パレード図-10
図-10

47小節 オクターブ奏法

・私の大好きなオクターブ奏法です。慣れてないかたは普通に弾いて頂いて問題ありません。好きな方はウエス・モンゴメリー風で


Dパート エンディング

・ここは前出パートの繰り返しです。エンディングは原曲フェイドアウトなので、終われるようにしました。運指は問題ないと思います。

まとめ

・山下達郎氏の”歌い回し方”はソロギターでは再現できません。独自のシンコペーションの間合いやタイミング、そしてあの”管楽器のように伸びる歌声”ありきですね。

・せめて、ノリ グルーヴ が出せる演奏がしたいです。

最後までありがとうございました


スポンサーリンク

音楽はいい音で聴こう!
AKG ( アーカーゲー ) / K240 Studio モニターヘッドホン
サウンドハウスで詳細を確認する⇩⇩

ダイナミック・セミオープン型!
海外のスタジオで超定番のAKGヘッドホン「K240 Studio」。欧米のレコーディングやブロードキャスト等の分野で、多くのエンジニアに愛用されています。


録音して聞くのが上達への道
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Scarlett 2i2 Studio Pack (gen. 3)
サウンドハウスで詳細を確認する⇩⇩

ギター/ボーカル録音に必要な機材が1つになったセット。スタジオ・クオリティーを実現するCM25 MkIIIコンデンサーマイク、モニターを快適に行えるHP60 MkIIIヘッドホンとScarlett 2i2(gen.3)をバンドル。

♡こんな感じ かっこいい~⇩⇩

FocusriteTV <オフィシャル YouTube チャンネル>