[ライブで観た] 渡辺 香津美 氏
もう16~17年程前の事でしょうか…昔むかし
超絶スーパー・スター・ジャズ・ギタリストですね。
しかし、私はアコースティックギターのソロライブを30~40席程のバーで間近に拝見する事ができました。ピックも一部使用されてましたが、所謂「フィンガースタイル・ソロ・(アコースティック・ジャズ)ギター」でした。
(アズB)すごく良い演奏だったねー
(アズC)良かったねー楽しかったねー
2003年のアルバム「ギター・ルネサンス」からスタートし、シリーズ化したアコースティック・ギターやクラシック・ギターでのソロ演奏です
こちら↓↓が「ギター・ルネサンス」
私は紙ジャケットを買いました。美しいジャケットです。ジャズファンよりフィンガーピッカー向き?
フィンガースタイル中心の僕にはラッキーなライブでした
最近流行のフィンガースタイル的テクニックではなくオーソドックスなクラシック・スタイルの(と言っても”激ウマ”)指弾きと超絶フラットピッキングを織り交ぜた演奏で、いつの間にかピックに持ち替えていて驚かされます。
確か「ナイト&ディ」Night and Day を5拍子で演奏したりして客席を沸かせてました。この時思ったのが、スタンダードの演奏はもちろん良いのですが、オリジナル曲のソロ演奏が素晴らしいものでした。
お前、途中で寝てただろーが
ねっ、寝てないでし!失礼な!。演奏に酔ってたのでし
ドーパミン大放出だったのでしょう。頭がぐるぐる回りました。(これ本当) 音楽に酔いました
ソロのギター演奏も素晴らしいのは「夢の乱入者(←クリックでウィキペディアへ移動)」のエンディングに演奏されていたので知ってはいましたが、スピーカーの音と共に生音も聞こえる近距離でのライヴ演奏は迫力ありました。
余談になりますが、CDやYouTubeのコメントで低評価を見かける事があります。
好き嫌いは当然ありますので致し方ありませんが、気になったコメントは
・ガットギターでソロ演奏の動画で
「ピックも使っている偽クラシックギタリスト」
(いつからクラシックギタリストに?何故ピック使ってはいけないのでしょうか)
・ハイテクニックな演奏に
「上手すぎて(音楽が)入ってこない」(ギター上手いとダメ?)
・ド・ブルースのギタリストとの共演で
「ありゃブルースじゃない。負けてるな」(ジャズ・ブルース色強めの演奏でしたから難解?) 等々
まぁ聞く方の問題でしょうけれど、そういった方々に以下の言葉を贈ります
★友人であるパット・メセニーは香津美について、『彼がニューヨークに来たらニューヨーク中のギタリストの仕事がなくなってしまう』と語った。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
★マイルス・デイヴィスは、ある日香津美のライブを見に来ていて、ライブ後に自身の新しいバンドに香津美を誘ったが、マイルスのしゃがれ声を聞き取ることができず、次の日のスタジオセッションに誘われたことがわからず、実現しなかった。後に、そのセッションに参加しバンドのレギュラーメンバーとなったマイク・スターンは、香津美に『香津美がもしあの日のセッションに来ていたら、自分ではなく香津美がバンドに入っていたかもしれない。』と語っている。
★LUNA SEA、X JAPANのギタリストであるSUGIZOは『間違いなく日本で一番のギタリスト』と香津美を評している。
いいライブでした。
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