★「危険な関係のブルース」ソロギターTAB
1950年代後半、フランス映画界で起こった「ヌーベルバーグ」
この時期の映画音楽にはジャズが多く使用されていますね。
その中でも
・マイルス・デイヴィス「死刑台のエレベーター」
・アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ「危険な関係」
この2つの映画のサントラを良く聞いていました(随分昔の事ですが)
「死刑台のエレベーター」
『死刑台のエレベーター』(しけいだいのエレベーター、仏:Ascenseur pour l’échafaud、英:Elevator to the Gallows)は、1958年制作のフランス映画。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
物語
電話で愛を語り合う男女。ジュリアン・タヴェルニエはフロランス・カララの夫が社長を務める会社の社員で、フロランスと恋人関係にあった。ジュリアンは、フロランスの夫を自殺に見せかけて殺す。一旦は会社を出た彼だが、証拠隠滅のため再び会社に戻る。ところが運悪く、ジュリアンはエレベーターに閉じこめられてしまう。約束の時間を過ぎても来ないジュリアンを心配し、夜のパリをさまようフロランス。ジュリアンに憧れる花屋、その恋人にも焦点を当てながら、物語は思わぬ方向に進んでいく。
マイルスは簡単なアイデアを少し考えて、後は映像を見ながらの一発録音だったそうですね。この強烈な雰囲気に圧倒された記憶があります。
このジャケットですね↓↓懐かしい。 ほんと良く聞いてました
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映画「死刑台のエレベーター」は、2~3度見てます。映画自体が良いですね。スリリングな感じで飽きさせません。音楽も効果的です。こちらはDVD↓↓
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「危険な関係」
『危険な関係』(きけんなかんけい、Les Liaisons Dangereuses)は、1959年製作のフランス映画。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラクロの『危険な関係』の映画化作品。舞台は原作の18世紀フランスの貴族社会から、現代の上流社会となっている。
物語
パリの上流社会でもっとも洗練された2人ともてはやされる外交官のヴァルモン夫妻。2人は互いのことをだれよりも愛していたが、妻のジュリエットは複数の男と関係を持ち、夫ヴァルモンもまた多くの女性と付き合いながら、それぞれ互いの情事について報告しあっていた。ジュリエットは恋人のひとりであるジェリーが若い娘セシルと婚約したことを知り、その復讐にと、ヴァルモンにセシルの純潔を奪わせた後、ジェリーのものにさせることを企む。
映画の公式サイトで貴重な映像と音源があります
この映画のBGMにジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクの演奏が印象的に使われています
この映像、出だしがモンクのピアノでいい感じ。
しかし、有名なのは1:14~の「危険な関係のブルース」ですね。
トランペットこれケニー・ドーハムか
映画「危険な関係」の音楽がちょっとややこしい
★映画音楽として”セロニアス・モンク”
★映画内でも演奏されている「危険な関係のブルース」は、映像は違うミュージシャンだが音源は”アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ ”でサントラ大ヒット
★危険な関係のブルースの作曲者のクレジットが ジャック・マーレイ?(知らない!)。
昔読んだだ音楽雑誌のインタビューでジョーダンが語ってました「作曲者の表示に関しては、全部マイルスが悪い」??
ホントのところは知りませんが
★作曲者はピアノのデューク・ジョーダンと後で判る??
謎を残しつつソロギターアレンジへ↓↓
さて、ソロギターアレンジ「危険な関係のブルース」
ここまで来るのが…長すぎねーか
曲の背景や時代等々を知る事で
音楽に深みが増すでしょう
あっ、あっ、そ、そうなんですね…深みがね…深み?
作曲者のデューク・ジョーダンは、曲のタイトルを
「No Problem」「Si Joya」のタイトルで演奏してますね。
余程 No Problem では無かったのでしょうね
素直にテーマを弾く感じの演奏。いぶし銀⇒ No Problem/Duke Jordan
このCD(この頃はレコード盤では無くCDだったけど、もはやCDでも古いのか)良く聞いたやつです↓↓ 紙ジャケット好きです
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アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの「危険な関係のブルース」は、前回の記事を ご覧ください [ライブで観た] アート・ブレイキー ←クリックで移動
YouTube楽譜動画で観てねーーー↓↓
深み…増しましたか??
今回は、キーAm イントロ16小節の大サービス版です。(デューク・ジョーダンの演奏は毎回イントロが違ってて面白いです)
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