[解説]「やさしく歌って」Killing Me Softly with His Song<アズ・ビー ソロギターTAB>Sologuitar TAB No.asB-219

ソロギターアレンジ TAB,ソロギター・アレンジ方法/演奏解説演奏解説,世界のポピュラー

[ミューズスコア MuseScore 作成楽譜の再生] 
1977年(昭和 52年) ロリ・リーバーマン / ロバータ・フラック (カバー)
作詞:Norman Gimbel 作曲:Charles Fox
ロバータ・フラックのバージョンを参考にソロ・アレンジしました

今回のポイント

・ベース・ラインのリズム
・フィンガリング(運指)
・テンポの設定

無料楽譜はユーチューブで

アレンジ・演奏解説

・アレンジ・キー Em で開放弦を多用しました。全体的に運指に関しては難易度低めとおもいますが、ベースのリズムが良く変わるので弾きにくいようなら変更してください。
・最初にベースのリズムから

ベースのリズム・パターン

1~14小節 🄰 パート

・1小節内のベースの音符数

A・1小節めのような、全音符1つ
B・5小節めのような、2分音符2つ 
C・2小節めのような、付点2分音符+8分音符2つ
 この形はメロディーのフレーズが途切れる部分に使用 図1赤〇

やさしく歌って解説図1
図1例2小節

D・11小節めのような、付点4分音符+8分音符4分音符のタイ+4分音符
 Cと同様にメロディーのフレーズが途切れる部分に使用 図2赤〇

やさしく歌って解説図2
図2 例11小節

・C,D のベースは、フレーズの途切れた部分を埋める為なのと、そのタイミングを利用してベースラインで"ノリ"が出るようにしています。

・13~14小節の決めの部分は例外。オクターブで処理。

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ヘッドルームの広いクラスAプリアンプ(ディスクリート回路)を搭載し、高い忠実度と低歪みを実現したアコギ用プリアンプです。また、スイッチの切り替えで、アコースティックまたはエレキ・ベース用プリアンプとしても使用できます。

ヘッドルームの広いクラスAプリアンプ(ディスクリート回路)を搭載し、高い忠実度と低歪みを実現したアコギ用プリアンプです。また、スイッチの切り替えで、アコースティックまたはエレキ・ベース用プリアンプとしても使用できます。

15~22小節 間奏

・16小節も例外。
15小節で3弦2F(フレット、以下 F)のラを左指3で押さえたまま進む 図3-1

やさしく歌って解説図3-1
図3-1 15小節

・左指3でラを押さえたまま、空いている左指1でスライド+プリング・オフ。文章では難しそうでも弾いてみると案外簡単。雰囲気はロバータ・フラックのバージョンで確認できます 図3-2
・検索 「 Killing Me Softly with His Song ロバータ・フラック 」

やさしく歌って解説図3-2
図3-2

23~34小節 🄱 パート

E・ここは D のパターンでも勿論良いです(図2)(クリック画像が出ます。ブラウザの ←で記事に戻ります)メロディーを歌いやすくする為に4拍めを省略し3拍めを2分音符に。

やさしく歌って解説図4
図4 23小節

35~49小節 🄰2、 50~61小節 🄲パート 

・既出のパターンと49小節の例外。60~61小節の例外

・🄰3 パートは🄰2と同じ

ベースのリズム・パターン まとめ

・ベース・ラインを厳密に守る必要はないです。実際の演奏と違い楽譜再生では出しにくいグルーブや所謂”ノリ”が出せるのなら、好きなポイントでリズミックにすれば良いです。

フィンガリング(運指)

・あくまで手が大きくて指の長い私の運指です。これが正解とかではありません。
スムーズに演奏出来てより音楽的に良い感じだとご自身が思う運指にしてください。

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1~2小節

・最初からセーハしておくのは2小節1拍めのベース5弦3Fのドの為です。
Am7 なんだから5弦解放で良いのですが、出だしの静かな感じ(ロバータ・フラックバージョン)を出す為に最初はあまり低い音の使用を避けるアレンジにしました。

・1小節め最後の音まで最初のダイアグラム図を押さえたまま。最後に小指4だけを離し、3弦5Fのドへ移動 図5‐1から図5‐2
・セーハしたままだとスムーズ

やさしく歌って解説図5‐1
図5‐1
やさしく歌って解説図5‐2
図5‐2 小指4を離し3弦5Fのドへ移動

7小節

3拍めはローコードのDです。1~3弦左指1のハーフセーハでも。前後が繋がりやすいように。

33小節

1拍めベースは左指2で押弦。最後小指4を残したまま34小節へ。

フィンガリング(運指) まとめ

以降特に問題になる運指は無いと思います。🄲パートは小指を多用しますが、小指苦手な方もいるようですね。ソロギターでは必須です。頑張って下さい。

終わりに テンポについて

・ロバータ・フラックバージョンを参考にソロ・アレンジしましたが、テンポは遅めに設定しました。意外と早いテンポで歌っています。記憶のなかではスローテンポの曲だったのですが今回聞き直すとちょっと早い感じ。最後までクールに歌ってますね。
・ボーカルのある・無しで曲の雰囲気が大きく変わりますので、注意が必要です。
・例えばライブ等で前後の曲がある場合も曲順に左右されたりもします。ソロギターはテンポも自由ですのでいろいろ試すのが良いですね。自分の思うカッコイイでいいのでは。

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