[演奏解説]「ラビアンローズ」La vie en rose ★ソロ ギター
2020/08/02ソロギター・アレンジ方法/演奏解説演奏解説
・「ラビアンローズ」のソロアレンジ楽譜・演奏等の解説です。初心者の方向けの記事です。
・実験的に少しドラム音を入れてみました
楽譜・TABはこちら⇩
1小節~8小節 verse (ヴァース) か?と9小節
・最初の小節は弱起 (アウフタクト)の3拍です。次の2番から1小節と数えます。各段の最初の小節の上の数字が小節番号です
・ソロアレンジ記事では「ZAZ」を取り上げてます。アレンジの参考にしたからです。が、出だし部分のイントロのように使用している8小節は「verse (ヴァース)」だと思います。1番と2番の間にも入るメロディーなので、所謂ヴァースなのかははっきりと分かりません。しかしZAZは出だしの方を省略しているのでこのように判断しました。
・では「ヴァースとは」ですが、いろんな意味があるようですがここでは勿論音楽用語です。
例えばジャズボーカルでよくあるインテンポでの歌の本編が始まる前にルバート(自由なテンポ)で歌詞を語るように歌うやつですね。導入部というか本編の歌詞の背景とかを語っているようです。
・では、ラビアンローズの本家本元の「エディット・ピアフ」の公式YouTubeチャンネル Edith Piaf Officiel より「ラビアンローズ」を聞くと良く分かりますね⇩
・因みに「バース bars」は小節を表していて、4bars フォーバースのように使います。「ヴァース」と「バース」です。
・今聞き直すと9小節めは要らなかったと思ってます。テンポアップで明るい感じを出す直前のこの小節はZAZの出だしのカウントの代わりに入れました。
・運指に関しては特に問題ないと思います。
10小節~25小節
・この曲に関してはあまりリハーモナイズ(コード進行を作り直す)をしないつもりでした。テンションコードも控えめにし、あまり響きを複雑にしないでシンプルにした方がダイレクトにイメージが伝わるのではと思ったからです。注意:そんなに深く考えていません
・11小節 D6 や 22小節め A7(9) は、メロディーの音が各コードの 6th 9th
・12小節 Dmaj7(9) Dの9th ミをベース音に使用し、ベースラインを ミ レ ド シ ラ にしました
26小節~33小節
・32小節でベースのリズムを変化させておいて、33小節で4拍を3連符にしました。これは、34小節から 3/4 拍子になる前振りです。「次から3拍子になるぞーな感じ」で、テンポも落としてあります
34小節~41小節 3/4拍子
この8小節は3/4拍子です。変化をつけてみました。好みの問題ですが…
42小節~49小節 転調
・42小節からテンポを戻して1番の終わりへ向かいます。
・47小節のEm→A7がキーDの「Ⅱ→Ⅴ7」で、48小節1拍めのDで終止感がでます。
「Ⅱ-Ⅴ7-Ⅰ」ですね。
・3拍めのB7はキーをDからEに転調する為のコードです。
Eから見るとB7は「Ⅴ7」で「Ⅴ7→Ⅰ」という強いコード進行になり割とスムーズな転調だと思います
・テンポも一旦遅くして「雰囲気変えるぞ」な感じです
50小節~終わり
・最初の部分と同じですがキーはEで少しアルペジオをいれて感じを変えました。転調しましたが、運指はさほど複雑になっていません。ややハイポジションの7フレットあたりが出てきます。
・57小節でテンポを落とし少し”ため”て58小節からアップテンポで終わりに向かいました。
最後に まとめ
★今回のアレンジのポイントは
・4/4から3/4 また4/4 と拍子を変えた
・テンポを変えてシャンソンの雰囲気を狙ってみた
・DからEにシンプルに転調した
・曲の構成は「ピアフ」、ノリは「ZAZ」の感じです
★少しでもソロギターのアレンジ等のご参考になれば幸いです。
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[演奏解説]「ラビアンローズ」La vie en rose ★ソロ ギター
2020/08/02ソロギター・アレンジ方法/演奏解説演奏解説
・「ラビアンローズ」のソロアレンジ楽譜・演奏等の解説です。初心者の方向けの記事です。
・実験的に少しドラム音を入れてみました
楽譜・TABはこちら⇩
「ラビアンローズ」La vie en rose ★ソロ ギター YouTube楽譜動画
今回のアレンジは、ピアノ・バーで歌っている「ZAZ」の動画を何回も聞いてアレンジの参考にさせて頂き ...
https://sirogurei.com/la-vie-en-rose-youtube/
★La Vie en Rose – ZAZ はこちら
1小節~8小節 verse (ヴァース) か?と9小節
・最初の小節は弱起 (アウフタクト)の3拍です。次の2番から1小節と数えます。各段の最初の小節の上の数字が小節番号です
・ソロアレンジ記事では「ZAZ」を取り上げてます。アレンジの参考にしたからです。が、出だし部分のイントロのように使用している8小節は「verse (ヴァース)」だと思います。1番と2番の間にも入るメロディーなので、所謂ヴァースなのかははっきりと分かりません。しかしZAZは出だしの方を省略しているのでこのように判断しました。
・では「ヴァースとは」ですが、いろんな意味があるようですがここでは勿論音楽用語です。
例えばジャズボーカルでよくあるインテンポでの歌の本編が始まる前にルバート(自由なテンポ)で歌詞を語るように歌うやつですね。導入部というか本編の歌詞の背景とかを語っているようです。
?? 知りませーん
・では、ラビアンローズの本家本元の「エディット・ピアフ」の公式YouTubeチャンネル Edith Piaf Officiel より「ラビアンローズ」を聞くと良く分かりますね⇩
・因みに「バース bars」は小節を表していて、4bars フォーバースのように使います。「ヴァース」と「バース」です。
・今聞き直すと9小節めは要らなかったと思ってます。テンポアップで明るい感じを出す直前のこの小節はZAZの出だしのカウントの代わりに入れました。
・運指に関しては特に問題ないと思います。
10小節~25小節
・この曲に関してはあまりリハーモナイズ(コード進行を作り直す)をしないつもりでした。テンションコードも控えめにし、あまり響きを複雑にしないでシンプルにした方がダイレクトにイメージが伝わるのではと思ったからです。注意:そんなに深く考えていません
・11小節 D6 や 22小節め A7(9) は、メロディーの音が各コードの 6th 9th
・12小節 Dmaj7(9) Dの9th ミをベース音に使用し、ベースラインを ミ レ ド シ ラ にしました
26小節~33小節
・32小節でベースのリズムを変化させておいて、33小節で4拍を3連符にしました。これは、34小節から 3/4 拍子になる前振りです。「次から3拍子になるぞーな感じ」で、テンポも落としてあります
34小節~41小節 3/4拍子
この8小節は3/4拍子です。変化をつけてみました。好みの問題ですが…
42小節~49小節 転調
・42小節からテンポを戻して1番の終わりへ向かいます。
・47小節のEm→A7がキーDの「Ⅱ→Ⅴ7」で、48小節1拍めのDで終止感がでます。
「Ⅱ-Ⅴ7-Ⅰ」ですね。
・3拍めのB7はキーをDからEに転調する為のコードです。
Eから見るとB7は「Ⅴ7」で「Ⅴ7→Ⅰ」という強いコード進行になり割とスムーズな転調だと思います
・テンポも一旦遅くして「雰囲気変えるぞ」な感じです
50小節~終わり
・最初の部分と同じですがキーはEで少しアルペジオをいれて感じを変えました。転調しましたが、運指はさほど複雑になっていません。ややハイポジションの7フレットあたりが出てきます。
・57小節でテンポを落とし少し”ため”て58小節からアップテンポで終わりに向かいました。
最後に まとめ
★今回のアレンジのポイントは
・4/4から3/4 また4/4 と拍子を変えた
・テンポを変えてシャンソンの雰囲気を狙ってみた
・DからEにシンプルに転調した
・曲の構成は「ピアフ」、ノリは「ZAZ」の感じです
アズ・ビー! おこがましいわッ!!
ハ、ハイ…
★少しでもソロギターのアレンジ等のご参考になれば幸いです。
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2020/08/02ソロギター・アレンジ方法/演奏解説演奏解説
Posted by アズB