「サンタ・ルチア」Santa Lucia ★ソロギター
曲の背景
ナポリ民謡
「サンタ・ルチア」(伊: Santa Lucia)は、伝統的なナポリ民謡(カンツォーネ・ナポリターナ)の曲。テオドロ・コットラウ(1827年 – 1879年)が編曲し、自社から1849年ナポリのバルカロールとして出版した。コットラウがナポリ語をイタリア語に翻訳したのは、第1次リソルジメントの時期で、ナポリの歌にイタリア語の歌詞が付けられた初めての作品となった。テオドロ・コットラウは、フランス生まれのイタリア人作曲者で歌の収集家でもあったギヨーム・ルイ・コットラウ(1797年 – 1847年)の息子であり、この曲の歌詞をイタリア語に翻訳したのであるが、誤って作曲者とされていることが非常に多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・テオドロ・コットラウ(1827年 – 1879年)が編曲
誤って作曲者とされていることが非常に多い
・作曲者が分かって無いようですね。
・カンツォーネについてご興味のあるかたは、上のウィキペディアのリンクでお願いします
・大きく分けて「1800年代のイタリアの民謡」という事でよいのでしょうか、ナポリ民謡となってはおります。
・メロディーがはっきりと残っているのは良いですね。編曲時の楽譜があるという事でしょう。しかし民謡(主に口承によって受け継がれた歌)の場合数バージョン一部違いのメロがあったりしますね。なので念のため「今回のアレンジ元リードシート」を最後に載せておきます
ソロギターアレンジ
ソロギター・アレンジTAB
音源-1 ソロ・アレンジ
楽譜-1 ソロ・アレンジ
アレンジについて
・楽譜で見る「縦の音の重なり=コード」。「横の音のつながり=和声」と考えると、今回は イントロと 1⃣ の一部のコードを除いて和声的だと思います。後半 2⃣ からコード的な音の重なりは出てきませんがソロギター的演奏にはなっていると思います。よって表示しているコードネームは厳密には考えていません。参考程度にしてください。
・よりコード的な、テンションを含んだコードでのアレンジも面白いと思いましたが、楽曲の背景になったナポリ湾の美しさを表現したいと思いました
ハァ なんだと よくまぁこれ言ったなー
ホントにそう思ったでし…
さて、
・イントロ8小節
1小節と5小節に出てくる押さえにくい和音からの旋律がありますので、無理に和音にしないで4弦5フレットと1弦7フレットのみで良いと思います。21小節の感じですね。
・図-1 この部分は弾きにくいので 図-2で良いかと思います
・1⃣ 少しコードが出てきますが、比較的横のつながりを重視してます
・2⃣ からはメロ部分は3度と6度のハモリで、ベースは比較的自由に動きます。自由といっても主にコードトーンです。少々安全過ぎたかもしれません。(ちょっと外れた感じの音が好きです)
ベースラインのみ 参考音源-2
ではベースラインのみの音源を聞いてください。イントロから最後までです。楽譜-1をご覧ください
メロディーとハーモニーのみ 参考音源-3
今度は、ベース音だけ除きました。2⃣のハーモニーが分かりやすいと思います。イントロから最後までです。楽譜-1をご覧ください
今回のリードシート
音源-4 リードシート
楽譜-2 リードシート
参考にした音源が B♭ でしたのでそのまま載せました。アコースティック・ギターの良く響く位置まで上げていって弾きやすいキーG のアレンジになりました
ソロギター演奏やソロ・アレンジのご参考になれば幸いです。
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